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こころ、こんにちは。ブログ

    川崎沼田クリニック

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理解できない

職場適応障害とかつての「新型うつ病」(後)

人事異動の季節になってきていることもあり、かつての新型うつ病を取り上げています。後半記事では新型うつ病の衝動の現代への変遷についてみていきます。 ▼「職場適応障害とかつての「新型うつ病」」の前編はこちら https://bl…

海岸を歩く家族の影

職場適応障害とかつての「新型うつ病」(前)

適応障害・うつ病・新型うつ病 労務における精神疾患の三大要因は、過労、職務適正、そして人間関係となっています。また適応障害という診断は、その状態を回避できれば、状態が改善して来るだろうという子が見込まれる時使われます。 一方う…

いじめ 加害者 被害者

トラウマ治療のゴール(後) – 極端さを手放す

前回は家族問題や人間関係上のトラウマが「極端さ」をもたらすことを中心に解説しました。今回の後半は、自動車教習の例えを用いてトラウマ治療のゴールを説明していきたいと思います。 ▼「トラウマ治療のゴール」の前編はこちら http…

スマホを触るドクター
  • 2024
  • トラウマ治療のゴール(前) – 極端さを手放す はコメントを受け付けていません

トラウマ治療のゴール(前) – 極端さを手放す

本日のテーマは、精神科・心療内科の日常診療でよく訊かれる「トラウマ治療のゴール」についてです。 火山の噴火口に蓋だけしても、かえって下のマグマが熱くなるだけ 当メンタルクリニックでは、虐待やDV、ハラスメントやいじめ体験など、…

いじめられっ子

正義感という名の嫉妬 : 加害者治療の視点

「許せない」と感じる事柄は、実は許されるなら実行したいこと 当院でもSNS炎上に悩む方の来院が年々増えています。最近になって政府の介入が入ってきたことの影響か、例えば様々な記事を掲載するヤフーのコメント(通称ヤフコメ)欄では、評価が…

コミュニティー
  • 2023
  • 摂食障害は何に対する否認なのか-心理学で考える(※追伸) はコメントを受け付けていません

摂食障害は何に対する否認なのか-心理学で考える(※追伸)

脂肪アディクション-疾患にならない分類 研修医から十数年、一貫して対人関係に纏わる医療で働いていましたが、ある人から「先生の職場に通っている患者さんは、太っている人が多いですね」と言われたことがあります。これには私も驚きました。 …

  • 2023
  • 摂食障害は何に対する否認なのか -心理学で考える(後) はコメントを受け付けていません

摂食障害は何に対する否認なのか -心理学で考える(後)

今回は摂食障害のアディクションとしての解釈の最終項です。「敵意帰属バイアス」という心理学用語を用いて説明します。下記の論著に示しています。 精神科治療学 第38巻増刊号:アディクションとその周辺/星和書店 (seiwa-pb.co.…

実家帰省
  • 2023
  • 摂食障害は何に対する否認なのか-心理学で考える(中) はコメントを受け付けていません

摂食障害は何に対する否認なのか-心理学で考える(中)

今回は摂食障害のアディクション性についての中盤です。下記私の論著からまとめています。 精神科治療学 第38巻増刊号:アディクションとその周辺/星和書店 (seiwa-pb.co.jp) ▼「摂食障害は何に対する否認なのか-心理…

憂鬱 少女
  • 2023
  • 摂食障害は何に対する否認なのか-心理学で考える (前) はコメントを受け付けていません

摂食障害は何に対する否認なのか-心理学で考える (前)

摂食障害はなぜアディクションに含むのか 一般的にアディクションといえば、アルコールや薬物などの物質に伴う障害、次いでギャンブル障害など行動を対象とした衝動統制障害、そして21世紀に入ってからいわゆる社会的なひきこもりやゲーム・スマホ…

憂鬱 少女

敵意帰属バイアス│加害者は元被害者 (後)

心理学用語における「敵意帰属バイアス」は、今回取り上げた煽り運転の例だけではなく、様々なところに応用されるものかと思います。最後の項は一連の項の肝である「帰属」観念、および「敵意」としての変換について示します。 ▼「敵意帰属バイアス…

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沼田真一

沼田真一
川崎沼田クリニック 院長
神奈川県川崎市川崎区砂子2-11-20 加瀬ビル133 4F