ARCHIVE2022年 5月
行動経済学の応用(後) : その気になれば依存症治療は明るい
前回に引き続きで、今度は依存症治療のこれからについてです。 ▼前回の「行動経済学の応用 (前) : 「屈服」で人は動かない。」おさらいはこちら https://blog.kawasaki-numata.jp/behavior…
行動経済学の応用 (前) : 「屈服」で人は動かない
依存症治療の「底つき体験」 依存症治療の中に「底付き体験」というものがあります。アルコール依存症ならば、「いくら言っても本人が治療に入ろうとしないときは、日常生活がままならなくなり、本人が参ったというまで待つ」というのが一つの戦略に…
復職に際して
学校では夏休みや冬休みの後が最も自殺が多くなります。休み前の辛い出来事が繰り返されることを心配してしまうのでしょう。一方社会人の場合は、学童・生徒とは考え方を変えなければなりません。 今回は職場を休んでいた方が復職する際の不安の流れ…
カジノでギャンブル依存症は増えるのか?治療はできる?川崎市の心療内科医が解説
普段著者が川崎市内で心療内科医として患者様からさまざまなご相談をお受けしておりますが、今回はカジノとギャンブル依存症について解説していきます。 当院の所在地である川崎市内では、「川崎競馬場」がある通り、ギャンブルができる施設が数多く…
大人になってからの虐待の影響
今回は、虐待を受けながら育った人の様子についてです。「あれっ、この人は虐待に苦しんできたかな」と思われる時とはを述べていきます。 「よく考えること」に対する経験不足 まずは物事の決め方にあらわれます。虐待に苦しんできた人は「早…