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こころ、こんにちは。ブログ

    川崎沼田クリニック

CATEGORY未分類

暴力 ストップ
  • 2024
  • なぜ・どうしてを使わない理由 はコメントを受け付けていません

なぜ・どうしてを使わない理由

今回はカウンセリングに関するミニコラムです。 日本語の疑問詞には裏の意味がある 私達援助職は、クライアントにその理由や由縁を問いかけるときに、「なぜ」「どうして」という言葉を使わないことが推奨されています。その理由は日本語の会…

スマホを触るドクター

お薬の抜き方

○精神科薬物療法の前提 前回は神経症(適応障害)やうつ病の薬の入れ方について解説しました。ポイントは向精神薬(抗うつ薬・精神安定剤・抗精神病薬)の効き方は、頭痛薬や風邪薬、消化器の薬など日頃皆さんが市販薬などで服用する場合の考え方と…

  • 2024
  • 神経症の治し方-薬物療法の意味 はコメントを受け付けていません

神経症の治し方-薬物療法の意味

今回は人間関係におけるトラウマ、依存症、うつ病、パニック障害、身体表現性障害、衝動統制障害など、当院で主に扱っている神経症圏疾患における治し方の一つ、薬物療法の意味と説明を述べます。 神経症を治すための抗うつ薬は「浮き輪」 当…

コミュニティー
  • 2023
  • 摂食障害は何に対する否認なのか-心理学で考える(※追伸) はコメントを受け付けていません

摂食障害は何に対する否認なのか-心理学で考える(※追伸)

脂肪アディクション-疾患にならない分類 研修医から十数年、一貫して対人関係に纏わる医療で働いていましたが、ある人から「先生の職場に通っている患者さんは、太っている人が多いですね」と言われたことがあります。これには私も驚きました。 …

  • 2023
  • 摂食障害は何に対する否認なのか -心理学で考える(後) はコメントを受け付けていません

摂食障害は何に対する否認なのか -心理学で考える(後)

今回は摂食障害のアディクションとしての解釈の最終項です。「敵意帰属バイアス」という心理学用語を前提として説明します。下記の論著に示しています。 精神科治療学 第38巻増刊号:アディクションとその周辺/星和書店 (seiwa-pb.c…

実家帰省
  • 2023
  • 摂食障害は何に対する否認なのか-心理学で考える(中) はコメントを受け付けていません

摂食障害は何に対する否認なのか-心理学で考える(中)

今回は摂食障害のアディクション性についての中盤です。下記私の論著からまとめています。 精神科治療学 第38巻増刊号:アディクションとその周辺/星和書店 (seiwa-pb.co.jp) 摂食障害は唯一「やめることを目標に出来な…

憂鬱 少女
  • 2023
  • 摂食障害は何に対する否認なのか-心理学で考える (前) はコメントを受け付けていません

摂食障害は何に対する否認なのか-心理学で考える (前)

摂食障害はなぜアディクションに含むのか 一般的にアディクションといえば、アルコールや薬物などの物質に伴う障害、次いでギャンブル障害など行動を対象とした衝動統制障害、そして21世紀に入ってからいわゆる社会的なひきこもりやゲーム・スマホ…

いじめ 加害者 被害者
  • 2023
  • 川崎での精神医療は・2 はコメントを受け付けていません

川崎での精神医療は・2

メンタルクリニックは背景がより重要 精神科は症状や状態像を見つめること以外の要素を必要とするところとが多いです。その大きなものは、科学に準ずる以外の要素つまり個人事情を踏まえる必要があることでしょう。 不安神経症や恐怖症、PT…

いじめ 加害者 被害者
  • 2023
  • 川崎での精神医療は・1 はコメントを受け付けていません

川崎での精神医療は・1

私は家族・対人関係問題や社会事象に伴う精神医療が専門のため、今日は多様性の高い川崎でメンタルヘルスを扱うメリットを述べていきたいと思います。まずは産業メンタルヘルスを例にとります。 〇 様々な社会問題を有する川崎 私は仙台か…

コーヒーカップ 2つ
  • 2023
  • うつ病と神経症の兆候 ~何気ない変化を捉える~ はコメントを受け付けていません

うつ病と神経症の兆候 ~何気ない変化を捉える~

今回は前置きが必要なので長文になりますが、ポイントは後半の「うつ病における意外な兆し」です。 病状の成り立ちと流れの重要性 例えばうつ病という診断は、現在はクリアカットに様々な症状の有無のみで分別されますが、以前は病態像の把握…

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