CATEGORY人間関係・いじめ・ハラスメント
【過去の取り返し①】「謝って!!」が止まらない人の心理
今回は学校のいじめや社会のパワーハラスメント、カスタマーハラスメントなどで、時に社会で「やられる側にも理由がある」と言われてしまうところの誤解を解きます。これは心理学的に投影といい、あくまで全面的に加害者側の事情によるところがポイントです…
なぜ人は序列を作るのか : 「ドン」と取り巻きが生まれる心理
はじめに 組織の中には、ときに「ドン」と呼ばれる人が現れます。肩書だけでは説明できない影響力を持ち、周囲がその人の顔色をうかがい、反対意見を言いにくくなる。こうした現象は、政治や大企業に限らず、一族経営の会社、医局、地域団体、家族的…
むつける人は、なぜ「嫌だった」と言えないのか―不機嫌という形を借りた「察してほしい」心理(後編)
はじめに 仙台弁に「むつける」という言葉があります。標準語にすると、拗ねる、ふてくされる、へそを曲げる、不機嫌になる、あたりが近いのかもしれません。しかし、どれも完全には一致しません。 むつけるという言葉には、ただ怒っているだ…
むつける心理―不機嫌という形を借りた「察してほしい」(前編)
はじめに 私は仙台出身で、不機嫌を表す方言「むつける」という言葉には、どこか懐かしさがあります。子どものころから何気なく聞いてきた言葉ですが、あらためて考えると、標準語にぴったり置き換えるのが難しい言葉です。 「怒る」とも違う…
「頑張ったのに報われなかった」—その後に人間関係はどう変わるのか
はじめに 診察をしていると、「なぜそこまで極端な条件を相手に求めるのだろう」と感じる場面があります。自分からは動かないのに理解されたい。少しでも期待通りにならないと関係を切りたくなる。こうした行動は「わがまま」「未熟」として片付けら…
過去に無理して合わせ続けた人ほど、なぜ今「過剰反応」してしまうのか
はじめに 「そんなに怒ることではないのに」「なぜあの場面でそこまで動揺するのか」・・・周囲からそのように見える反応の背景には、長年にわたって自分の感情を抑えながら周囲に合わせ続けてきた体験が、静かに蓄積されていることがあります。 …
大切にされることが怖い人たち : なぜ、人は自ら嫌われる方向へ向かってしまうことがあるか
はじめに 「大切にされたい」という気持ちは、誰もが心の奥に持っているものだと思います。 でも、実際に優しくしてもらったとき、なぜかその気持ちを素直に受け取れない。そんな経験はないでしょうか。 親切にしてくれる人から、なん…
なぜ「努力・修行している人」は周囲を巻き込みたくなるのか
はじめに 努力や修行という言葉には尊い響きがあります。しかし精神臨床の現場では、成果が自分の中で確かめられない努力ほど、周囲を巻き込みやすいという現象が見られることがあります。宗教勧誘や過度な啓蒙活動の背後にも、この心理構造が潜んで…
【再考】なぜ助けてくれる人を攻撃してしまうのか : 援助関係で起こる逆転の心理
はじめに 人は本来、助けてくれる相手に対して感謝を抱くものだと考えられています。しかし実際の人間関係では、助けてくれる人に対して怒りを向けたり、批判したりする場面が少なくありません。医療や福祉、教育の現場では、支援を受けているはずの…
【再考】正義感が攻撃に変わるとき:SNS誹謗中傷とネットいじめの心理
はじめに インターネットやSNSでは、ある出来事をきっかけに強い批判が広がり、時に激しい誹謗中傷など攻撃へと発展することがあります。いわゆる「炎上」と呼ばれる現象です。その多くは「悪いことをしている人を批判しているだけ」という正義感…


