CATEGORY家庭問題・子育て

投影性同一視と児童虐待の関係(後)
今回は家庭内でなにかしらの心理的なお悩みを持たれている方向けに、投影性同一視と児童虐待の心理について、母親と子どもを例にして紹介していきます。特に家庭内虐待に生じる慈しみと虐めの両極端さが焦点と考えています。 ▼投影性同一視と児童虐…

投影性同一視と児童虐待の関係(前)
今回は児童虐待の心理について述べ、母親と子どもを例にして述べます。特に家庭内虐待に生じる慈しみと虐めの両極端さが焦点と考えています。 極端な行動の裏には「別の人」がいる 私は児童虐待の心理性について、「よしよし、バーン」と例え…

ミュンヒハウゼン症候群と代理ミュンヒハウゼン症候群-チェックしてみましょう
ミュンヒハウゼン症候群とは?当てはまらないか症状チェック! ミュンヒハウゼン症候群とは、症状を呈するような行為を行い、周囲に救済を求めていく衝動をおこす病気(精神疾患)の名称です。これは虚偽性障害 (詐病=偽りの病気) のような、訴…

「見捨てられ不安」と「毒親」
見捨てられ不安とは 「いつも自分のそばにいてくれないと、不安になる」、「友だちに対しても、なぜか嫉妬してしまう」このように、信頼している人との間に距離を感じるようになると、見捨てられたようで不安でたまらない気持ちになることを「見捨て…

大人になってからの虐待の影響
今回は、虐待を受けながら育った人の様子についてです。「あれっ、この人は虐待に苦しんできたかな」と思われる時とはを述べていきます。 「よく考えること」に対する経験不足 まずは物事の決め方にあらわれます。虐待に苦しんできた人は「早…

「へこませて従わせる」- 家族に学ぶ無意識
今回は、家族という閉塞空間だからこそ通用するやり取りについて述べます。家族で問題ないと思った言い回しを無意識に他人に行うことで、ハラスメントなどあつれきにつながっています。 「どうしてそういうことするの?」という言い回し 以前…

DVによる後遺症について心療内科医が解説していきます
まず初めに夫やパートナーなどの相手からDVを受けている場合、知人やお近くの心療内科医などに相談されることをお勧めします。 ドメスティック・バイオレンス(DV)とは(男女共同参画局) 本題に入ります。配偶者暴力(DV)とは、配偶…

「決めつけられる」という不本意
コロナ渦のディスコミュニケーション コロナが世に出てきた当初、「コロナが怖い」で思い浮かぶ対象は「感染」でした。 確かに今春の緊急事態宣言前はそのようでした。しかし実際に緊急事態宣言に入り、人々の往来が少なくなると、「コロナが…

【実家帰省したくない!】親に翻弄された方たちへ
今回は帰省にまつわる思惑から述べます。あなたがいくつ歳をとっても、親にとってはいつまでも子どもです。(今はコロナ禍で以前よりかはタイミングが減ったとは思いますが)故にゴールデンウィークやお盆休み、年末年始など、帰省すると何かとストレスにな…

「家族の想いを伝えるか」 : 不登校のこども・休職中の夫を持つ家族の悩み
今回は問題を有している人の家族がどのように接するかを考えていきます。 「家族の気持ちを伝えるか」について 不登校の子どもや長期休職中の夫などの家族から、「本人にどのように伝えたらいいのか」というご質問を良く頂きます。これは教…